関東甲信越地方に位置する新潟県の気候で注目すべきなのは、とてもたくさんの雪が降る可能性があるということだろう。全域にわたって豪雪地帯として指定されていて、中心都市の新潟市も含まれている。そして、より大量の雪が降る特別豪雪地帯も数多くあるので、新潟県は立派な雪国だといえるだろう。
大雪には多くのデメリットがあるため、移住する予定なら対策をきちんと行おう。まずは、住まいや自動車が雪で傷まないように適切な対策を行わなければいけない。そして、冬に通勤や通学をする必要があるなら、ルートや交通手段もしっかりと考えなければ雪で苦労することになる。新潟県は冬とそれ以外の季節では、まったく違った景色になるので気をつけよう。
なお、新潟県が雪国だということは、夏は涼しいと考えるかもしれない。しかし、涼しいとはかけ離れた現状があるのを知っておこう。7月や8月には気温がとても高くなることもあり、過去には40度を超えたケースも何度もあるくらいだ。そして、日本海に面したエリアは、高温になるだけではなく湿度も高くなるので、体感温度も高いものとなるだろう。従って、新潟県に住む場合は、暑さ対策と湿度対策もしっかりと行う必要がある。
ちなみに、新潟県は北から南まで縦にとても長い県だ。その距離は直線で200キロメートル以上あるので、北と南では気候がそれなりに異なると考えよう。過去の気候データは公開されているため、住む予定のエリアを調べれば、冬と夏の対策が適切に行えるようになる。